サマポケ感想 ネタバレ有り 蒼ルート

サマポケの蒼ルートの感想です。

注意:
蒼ルートだけでなく、全ルートのネタバレを含みます。
未プレイの方は注意してください。


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蒼ルート感想

《はじめに》

「あい(藍)はかわいいなあ!!!」

失礼、取り乱しました。

蒼ルートは双子の藍との物語になります。

藍の七影蝶を見つけることが物語の軸になります。

また、蒼ルートでは、島の秘密についても語られます。

そのため、蒼は最後にプレイした方が良いという意見もありますね。

他ルートの楽しさが半減するほどではないので、僕は誰から攻略しても良いと思っていますが。



《藍はかわいい》

蒼も最高に可愛いんですが、
藍も最高に可愛いんですよね。

蒼の双子の姉妹「藍」の存在が明かされるのですが、
まず名前からしてとても惹きつけられますし、
眠ってる姿も可愛くて、早く起きて欲しいと思いながらプレイしていました。
蒼とシンクロしてますね。

起きた後は蒼に対するシスコンっぷりが凄くて、
藍が登場してる時間は短いのに
キャラが濃すぎて大好きになりました。
もっと出番が欲しいですね!
(今後のサマポケの展開に期待)

藍は存在自体がネタバレだからか、公式グッズも
ほとんどないため今後の商品展開に期待したいですね!

蒼と藍のセットで販売すれば売れると思うんですよ!



《蒼ルートの構成》

蒼ルートは、蝶探し前、蝶探し中、蝶探し後で分けて感想を書こうと思います。



《蝶探し前》

蒼と初めて会ったとき、道端で蒼は寝ていました。
そのときは、ただ警戒心が薄いというだけの子だと思っていました。
蒼はエロキャラですし、
そういうネタなんだと思って疑問に思いませんでした。

実際には、毎晩遅くまで藍の蝶探しをしている上に、
蝶に触れて取り込んだ記憶の整理を行うために眠くなってしまう という理由があります。

エロキャラなのも色々アレな記憶に触れすぎた結果、
他人よりもエロくなってしまった という理由があります。
ということは、藍の蝶を探す必要の無い世界の蒼は
エロくないってことなんでしょうか……?
いや、そんなことはないはずです。
エロいからこその蒼ちゃんだと僕は思います。


全国名字ランキングTOP4が並んでるのは
僕はとても好きなんですが、
羽依里にはいまいちだそうで……。
僕は蒼の気持ちがわかるよ。うん、

この時の目を輝かせてる蒼の顔が好きです。

そして、山中を歩く蒼を発見し、次へ進みます。



《蝶探し中》

蒼と一緒に藍の蝶を探すパートです。
夜中に女の子と二人(と一匹)で蝶集めをするのは
夏らしくて好きですね。
元気な蒼に対して、神秘的なシナリオなのも良いです。

蒼と何度か探しに行きますが藍の蝶は見つかりません。

ここで、ある日突然藍の蝶が見つかるということはないので、
何か蒼に変化が起こらないと見つからないシナリオなのではないかと予想しました。

二人は双子であり、よく似ています。
双子特有の入れ替えトリックで
実は眠っているのは藍ではなく蒼である
というのが僕の予想したシナリオです。

事故にあったのは藍ではなく蒼で、
蒼は事故の衝撃で精神が七影蝶として体から出てしまいます。
その蝶が藍の体に触れ、藍の体に取り込まれます。
藍は蒼の蝶から蒼の記憶を取り込み、
また蒼が事故にあったショックから
藍の精神に蒼の記憶が混ざり合い、
藍は自分のことを蒼だと思い込んだまま今まで暮らしてきました。

しかし、藍は事故当時のことを思い出すことで
自分自身が蒼ではなく藍であること、
蒼の蝶は他のどこでもない自分自身が取り込んでいることに気付きます。
そのことに気が付くと蒼の蝶は藍の体から解放され
蒼の体に戻り、意識が回復してハッピーエンドというシナリオを予想したんですが、
1%も合ってませんでしたねww

蒼は羽依里の協力もあり、
藍の蝶を捕まえ、
蒼が藍にキスをして藍の意識は回復します。

僅かな時間ですが、二人が会話できたシーンは蒼ルートで僕が一番好きなシーンですね。



《蝶探し後》

鴎と同様に蒼はシナリオの最後までリタイアとなります。
しかし、鴎ルートとは状況が違います。

まず、存在自体が怪しくなっていた鴎と違って、
蒼は言ってしまえばただ寝てるだけです。

さらに、つい最近藍が目覚めたばかりなので、
蒼もいずれ目を覚ますだろうという予測ができます。

二つ目の違いは、鴎ルートは鴎がいなくなると羽依里一人だけになりましたが、
蒼ルートは蒼の代わりに藍がいることです。

鴎ルートは鴎がいない喪失感がありましたが、
蒼ルートは藍がいますし、
その藍のキャラがかなり濃いので喪失感は少なく、
むしろ楽しくプレイできました。


クライマックスでは、羽依里は蒼を外に連れ出します。
蒼の体からたくさんの蝶が溢れるシーンは
幻想的で大好きです。

蒼の蝶に触れることで、
羽依里と出会ってからの蒼の記憶を辿るのは上手い演出でしたね。
蝶の設定を上手く活かした演出だと思います。

それもあり、蒼の蝶が天高く昇っていくシーンは悲しくなりました。

そして、次の夏に蒼は目を覚ましてハッピーエンドを迎えます。
これもまあ予想できるオチだったので、
綺麗に終わったかなという感じです。

羽依里が蒼の手を借りて自分でチョコを食べるシーンは素直に気持ち悪かったですね。



《まとめ》

夏休みの蝶探し…にしてはずいぶんと緊張感がありましたが、
夏らしいシナリオで良かったです。

どこででも寝る蒼、蒼のエロさ、眠り続ける藍、蝶の秘密が七影蝶を軸として伏線回収、シナリオが進んでいくのは良かったですね。

唯一島の謎に言及するシナリオでミステリアスな雰囲気なのも良かったです。

蒼と藍の仲が良いシーンが見れたこと、
最後には幸せなエンディングになれて良かったと思います。

以上で蒼ルートの感想は終わりです。